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無機質で重厚な質感を再現|リン酸処理風塗装の魅力と使われる理由

1. そもそもリン酸処理とは?

リン酸処理とは、鉄や鋼材の表面にリン酸塩皮膜を形成する化成処理 のことです。
工業分野で古くから使われている技術で、以下のような効果があります。

●主な目的

 ・防錆性の向上

 ・塗装の密着性向上

 ・表面を均一に整える

自動車部品・工業部品などで広く採用されています。

ただしデメリットもある

 ・薬品処理が必要

 ・専用設備が必要でコストが高い

 ・製品サイズに制限がある

そのため、あらゆる製品に適用できるわけではない という課題もあります。

2.リン酸処理風塗装とは、

実際のリン酸処理は行わず、 見た目・質感をリン酸処理品のように再現する塗装

のことを指します。

● リン酸処理風塗装のポイント

  化成処理ではなく「塗装仕上げ」

  ザラっとしたマットな質感

  ムラ感・金属感を残した外観

● 主な採用分野

 ・リン酸処理風塗装の主な特性

  建築金物  サイン・看板

  店舗什器  インテリア用フレーム・部材

3.リン酸処理風塗装の種類

 ① グレー系(最も一般的)

  工業製品らしい無機質感

  建築金物・サイン向け

 ② ブラック系

 黒皮鉄風

 重厚感・高級感を演出

リン酸処理風塗装は意匠性と実用性のバランスが良い仕上げ

本物のリン酸処理ではコスト・設備・サイズに制約がありますが、
リン酸処理風塗装なら見た目の雰囲気をそのままに広い用途で採用可能 です。

建築・店舗什器・サインで質感を出したい

工業的・インダストリアルな雰囲気を作りたい

コストを抑えつつデザイン性を高めたい

こういったニーズに最適な塗装方法です。